プレスリリース
2006.11.15 <報道発表資料> GXSが日本市場向けにマネージド・サービスの提供を開始 受発注データ処理の外部委託により、製造業のグローバルSCMを最適化

GXS株式会社(所在地:東京都港区赤坂、代表取締役:ロバート スティーブンソン)は本日、日本市場に向けて新サービス「GXS Managed Services (以下 GXSマネージド・サービス)」を投入すると発表しました。受発注データ処理の管理を一括受託することにより、取引業務全般を「見える」化し、顧客企業と取引先との連携をより強め、かつ取引先側の競争力強化も実現する、ユニークなアウトソーシング・サービスです。

マネージド・サービスの導入により、顧客は企業間電子商取引の構築と維持に費やしてきた多くのコストを削減できます。さらに、国内外に展開する複雑な調達網や流通網の動きをほぼリアルタイムで把握し、競争力を強化できます。


GXS株式会社の代表取締役であるロバート・スティーブンソンは、今回のサービス開始にあたって次のように述べています。「企業統合や提携により、製造業をはじめとする多くの日本企業が国際市場で存在感を増しつつあります。こうした中、グローバル規模で企業間取引を管理できるサービスへのニーズは強く、かつこうしたサービスを提供できる企業はほとんど見当たりません。マネージド・サービスの投入が、顧客にとっても当社にとっても起爆剤となることを確信しています」


導入の背景:調達先や販売先のグローバル化
調達網や販売網がグローバル規模で拡大する中、各企業はこれら取引先との受発注処理の電子化とその活用に多くのIT投資を費やしてきました。しかしながら、取引相手の企業規模や地域事情、IT活用の度合いなどのさまざまな要因により、処理案件の電子化やその活用が部分的にしか進まないのが実情です。結果的に日本の製造業は、複雑化・高度化するいっぽうで「整合性に欠ける」SCMネットワークを抱え、処理案件の手入力など多くの微調整によって業務負担を増やしています。それらは「見えない」コストとして製造業の競争力を圧迫し、SCM管理ソリューションの活用や取引先との協業を阻害する一因にもなっています。


マネージド・サービスの概要と利点
GXS株式会社の新しいマネージド・サービスは、グローバルSCMの最適化を目指すこれら日本の製造業各社に向けたサービスです。企業間電子商取引に必要な全てのプロセスを、GXS株式会社が顧客に代わって運用管理し、顧客企業と取引先各社との結びつきをより強めます。

同サービスは、次のような利点を顧客企業に提供します。

1) 自社の業務効率化:国内外の何十・何百もの取引先との受発注データの処理、システムの構築と運用、各国・各業界の電子商取引コミュニティや標準書式の変化への対応、新技術の導入などを全て委託できます

2) 取引先の業務効率化支援:自社も取引先各社も、それぞれが任意の「標準書式」で受発注データを発行し、また受理できます。相手に合わせた変換処理等は不要です。一旦導入してしまえば、より広範囲にわたる取引に応用できるため、取引先にとっても将来の競争力強化につながります

3) 企業間電子商取引の高度化:受発注データの変換や処理プロセスが自動化されることで、取引のあらゆる段階で取引先と情報を共有できます。これによって調達や製品供給の迅速化や最適化、より高次での協業などに集中できます


マネージド・サービスのターゲット顧客GXS株式会社は、マネージド・サービスの対象となる顧客像として、以下のような企業を想定しています。いずれもグローバル規模でSCMを最適化させたいと考えている企業です。

  • 製造業:特に製造拠点を海外に展開しつつ、現地調達先との電子商取引が確立できていないケース
  • グローバルSCMリーダー:調達サイクル全体や物流プロセスの全体を可視化することで、サプライチェーン網を最適化したいと考えているケース
  • 多国籍企業:グローバル規模で展開する電子商取引のインフラを一括管理し、業務効率を高めつつ、運用コストは削減したいと考えているケース


マネージド・サービスの特長:ほぼ全世界の取引先との連携が可能
GXSのマネージド・サービスは、同社の企業間電子商取引サービス・プラットフォームである「GXS Trading GridSM」をベースとし、企業間のビジネスプロセスを包括的に管理します。

「GXS Trading GridSM」は、電子商取引で取り交わされるほぼ全ての標準書式(ANSI,EIAJ/CII, EDIFACT, JCA/全銀, RosettaNet, XMLほか)に対応しています。すでに全世界4万社以上のユーザ企業がこのプラットフォームを活用しているため、事実上「世界最大の電子商取引コミュニティ」となっています。GXSマネージド・サービスを活用する企業は、「GXS Trading Grid」を通じて、世界各国の調達先や顧客とのやりとりをすぐに開始できます。


マネージド・サービスの構成:SCM全体への導入を見据えたサービス構成
GXSのマネージド・サービスは、以下のメニューから構成されます。

  • インフラ基盤全般の運用管理
    システムの監視、データ バックアップ、ネットワーク管理、システム管理、データベース管理、アプリケーション支援
  • コンサルティングとアドバイス
    GXSの専門チームによるデータマッピングと変換処理の管理、取引先への導入に際しての課題解決、トラブルシューティング、エラー対応
  • コミュニティに対するサポート
    ユーザ企業やその取引先(国内外とも)を対象としたネットワーク構築を支援プログラム
主な活用企業
GXSのマネージド・サービスは、既に全世界約150社によって活用されています。主な顧客企業の例としてはアバゴ(アジレント社から分離独立した米半導体大手)、エクセル(英国系物流大手)、トムソン、ナショナル・インスツルメンツ、バンク・オブ・モントリオール、ミラー、ロイヤル・バンク・オブ・カナダなどがあります。



GXSについて
GXSはオンデマンド サプライチェーン マネージメントにおけるリーディングプロバイダーです。米国フォーチュン誌の「フォーチュン500」社の75パーセントに当たる企業が、世界各国でGXSのソリューション「GXS Trading GridSM」を採用し、需給バランスを最適化しています。GXSは各種の業界標準化に積極的に取り組みつつ、顧客企業が、企業規模の大小にかかわらず全世界の取引先と連携し、商品情報の同期化、在庫レベルの最適化、需要予測を行い、サプライチェーンを活用できるよう支援します。


GXSは米国メリーランド州ゲーザーズバーグに本社をおき、欧米、アジア太平洋地域、中東、アフリカにおいて、豊富なグローバルネットワークを展開しています。詳しくは同社のホームページ(www.gxs.com 英語)をご参照ください。
GXS株式会社は、企業間電子商取引ソリューション プロバイダーの最大手であるGXSの100パーセント出資による日本法人です。詳しくは同社のホームページ(www.gxs.com/jp 日本語)をご参照ください。
文中の全ての製品およびサービスは各社の商標です。

本件に関する報道関係のお問合せ先

GXS株式会社
営業本部 マーケティング
笈田(おいだ)
03-5574-7545
press-mktgjp@gxs.com

フォーカスト・コミュニケーションズ
(GXS 広報代理)
佐藤・岩田
03-5157-0033
ysato@focused.co.jp

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